住宅展示場に行く前に⑪『ヤマト住建』で高気密高断熱 その見積もりは？
私が広告を見た感じではコストを抑えながら高性能な家が建つという印象がありました。ラインナップや仕様、実際の見積りはどうだったのか紹介します。
ヤマト住建のラインナップは？
他社と比較するとラインナップが多めです。「エネージュ」という名前に英文字でグレードが変わるようで、外断熱を基本としており、内断熱も追加したり、換気や太陽光などが標準仕様に追加されていくにつれてグレードが上がっていくようです。詳細をしっかり聞いておかないと違いが分かりにくいと思います。
屋上庭園のラインナップもあるようです。
新製品に「エネージュLCCM」があるようで内・外W断熱、太陽光に樹脂サッシが標準仕様となっており、30坪1,974万円～という価格帯です。
※現在の価格はご自分で確認してください。
キャンペーンはお得？
キャンペーンは頻繁にやっているようで、賞をとった記念のキャンペーンは定番です。
私もキャンペーンを見て見積もりをお願いしました。
下にあるキャンペーンでの商品名は「エネージュAF」「エネージュNEXT」「エネージュG2」と通常のラインナップにはないので、何が違うのかしっかり確認した方がいいですね。
だいたい相場としては30坪2,000万円ほどのものがキャンペーンなどで掲載されています。
※現在このキャンペーンは行っておりませんのでご注意ください。
仕様は？
仕様や性能の数値を見ると、
ヤマト住建は外断熱を基本として、グレードを上げると内断熱も追加してダブル(W断熱)になります。
また「エアコン1台で全館空調」をアピールしています。一条工務店では冬は床暖房でエアコンなしに対して、ヤマト住建ではエアコンでの空調コントロールを売りにしています。
気密についても実績があるようで、C値0.5以下などかなり優秀な値を記載しています。これもグレードにより基準が変わるようです。
残念なのは耐震性能
高気密高断熱ではありますが、制振ダンパーはあるものの3相当というのはちょっと不安がありました。
耐震等級については下の記事をご覧ください。
耐震等級2であれば十分と考えられる方なら、性能は非常に高いと思います。何を重視されるかなので、優先順位と予算バランスを考慮する上で判断材料にしていただければと思います。
見積り結果は？
私はその時のキャンペーンを見て、見積もりをお願いしました。
その時は30坪1,900万円ほどのキャンペーンでしたが、枠がなかったのかキャンペーンではなく通常価格での見積りでした。
結果は、一条工務店のi-cube以上、i-smart未満という価格帯でした。
キャンペーン価格だったとしても付帯工事は別なので、家の分で表示価格に100～200万ぐらいはUPするようです。
さらに住設は一番下のグレードでは選択肢がないため、1つグレードを上げるだけで200万ほどUPしたのでオプションが割高な印象でした。1つ上げて他社の標準グレード(キッチンだとリクシル社のAS)になるので、上げる前提の価格じゃないの？って感じでした。
もちろん何も変更なしでそのままであれば表示価格ほどの見積りになります。
つまりキャンペーン価格としたら30坪1,900万円に付帯工事と住設1グレードUPで2,300万円(76.6万/坪単価)ぐらいになりますね。性能は高いのでそこそこお高いです(ﾟДﾟ;)
※現在の価格はご自分で確認してください。
私の場合は他社とのタイミングや縁がなくヤマト住建は丁重にお断りさせて頂きました。
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まとめ
ヤマト住建の性能は高気密高断熱で、C値も優秀！1台のエアコンで全館空調をシステム化しているので過ごしやすいと思います。
以上、「住宅展示場に行く前に⑪『ヤマト住建』で高気密高断熱 その見積もりは？」でした。
