一条工務店 i-smartで家づくり⑮ 屋根裏に入るには?必要なものは?
実際に何が必要なのか紹介します。
ただし高所作業など危険ですので、自己責任でお願いします。
前回の続き・・・
前回の続きです。では実際にアクセスするにはどうすれば良いでしょうか?
屋根裏(小屋裏)収納についての記事はこちらへ。
必要なものは?
自力で登るので脚立やヘッドライトはあった方がよいでしょう。また板張りにもなっていないので、床材はあった方が良いです。
私はこの脚立を準備しました。身長170㎝程度あればアクセスできます。子供や身長150㎝ほどだともう1つ高い方が必要かもしれません。あと脚立の脚先につけるすべり止めカバーがあると安全向上に役立つかもしれません。
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リストにしてみます。
・脚立(脚立カバー含む)
・ヘッドライト
・ヘルメット
・軍手
・マイナスドライバー
・養生シート
・マスキングテープ
・メジャー
これぐらいあればアクセスできると思います。あとは必要に応じてご準備願います。
屋根裏へのアクセス方法
開け方はマイナスドライバーで金具を90度回します。
下の写真の水色部分で引っかかるので落ちてきません。取り外さないと侵入経路が狭いのでいったん外します。水色部分の溝の方向に沿って力を加えると外れます。落とさないようにしっかりつかんでください。次にピンクの金具4つで、下の断熱材が固定されているのでこの金具を枠に沿わせるように約90度ずらします。これは手で回転できます。下写真の断熱材は室内側(下方向)に取っ手を引っ張ります。ちょっと左右に力を加えつつ引っ張ると少しづつ下がってきます。
外れるともう1つ断熱材があります。実は2つ断熱材の塊があります。
外れた方には上の断熱材の取っ手部分がくり抜いてあります。
上の断熱材の枠は蓋のようになっているので下ではなく、上に押し上げます。先ほどの脚立で登っていくと、このような風景が見えてきます。家の間取りや天井点検口の位置によって、どのぐらいの空間があるのかは分かりません。場合によっては屋根裏に壁のように板で区画分けされている箇所もあります。
屋根裏を使うことを想定しているのであれば、屋根の勾配を標準の1.5寸ではなく3.5寸にすると傾斜が上がる分、高い方はスペースが広くなります。
また太陽光パネルを載せるなら屋根の向きは南向きになるので、家の北側に天井点検口を設置すると、屋根が高い方に登れるのでスペースが多くなる可能性が高いです。もし東向きの屋根なら西側に設置です。
点検をするために人が入る場所なので、極端に低い方には設置されないと思いますが図面をみて確認しておきましょう。
注意!(配線ケーブル、釘・ホッチキス、木くずなど)
登るときに衣類などが引っかからないようホッチキスがある場所はマスキングテープで表面を貼ったりすれば良いです。
むき出しの床を養生
ある程度は清掃してくれていますが、細かい木くずはそのままなので、収納品をそのまま置くと、取り出すときに一緒に落ちてきます。
延長ケーブルやコードレス式の掃除機で清掃した後は、下の養生マットを敷くと安価で良いです。赤ちゃん用のクッションシートでも良いと思います。
サイズは下を参照ください。
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収納できるもののサイズは?
⑭の記事から転用します。
点検口であるが故に、間口が狭い(1辺約40㎝の正方形)なので、それを通過できるものという制限つきです。
屋根の勾配と方角、屋根裏点検口の配置によっては、高さも変わります。
我が家は1.5寸勾配で点検口上部は低い方(我が家は南)で約40㎝、高い方(北)で約46㎝でした。
写真のサイズなので、1辺40㎝の正方形だとギリギリ(・・;)
掴んであげることを考えると1辺30~40㎝の長方形までです。上げたとしても勾配の低い方(南方向)には進めないので、横移動(東西方向)か高い方(北方向)で配線などがない場所です。
温湿度の影響を受けても問題ないもの
収納できるものには制限があります。
屋根裏収納を想定していない標準仕様なので、屋根があるとはいえ断熱外のエリアです。
出し入れの頻度が少なく、温湿度の影響を受けにくいものに制限されます。
また年齢的にも無理をしないことが重要です。
写真やアルバムを入れる方もおられるようですが、劣化が早い気がします…。
私は趣味の外箱を収納しています。機会があれば写真をUPします。
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まとめ
屋根裏を標準仕様で収納として利用するのは、できるけどいろいろ面倒というのが率直な意見です。
捨てたくはない、でも場所をとるというようなもの、サイズに制限もある。そして高所作業のリスクなどで何を入れる?と考えた時に、なかなか難しいです。 以上、「一条工務店 i-smartで家づくり⑮ 屋根裏に入るには?必要なものは?」でした。