一条工務店 i-smartで家づくり⑭ 屋根裏収納?それとも標準?
一条工務店では屋根裏収納やロフトを設置することができます。屋根裏収納がどういうものなのか?標準仕様のままだと屋根裏に収納できないのか?
ちなみにロフトは行政の見解によってできない場合があるようなのでご注意を!
屋根裏(小屋裏)収納とは?
一条工務店では小屋裏収納という名前のオプションです。
オプション費用は1.5坪で190,000円、2.0坪が219,000円、3.0坪は277,000円です(現在の価格は担当営業にご確認ください)。
一応の断熱と板張りの床(押入れや階段下収納の床と同様)の仕様になります。
そして小屋裏収納に入るための折りたたみ階段が屋根に設置されます。
小屋裏収納のメリットとデメリットを挙げます。
メリット
・収納場所が増える
・固定資産税がかからない(高さ1.4㎜以下、面積に制約あり)
デメリット
・費用
・使い勝手は良くない
・断熱外の仕様(床暖はもちろん、断熱施工もない?)
・換気
費用をかけた割に、階段をのぼって荷物の揚げ降ろしをするのは手間ですね。年齢が上がるにつれて、使わなくなるのは容易に予想がつきます。
室内のような断熱ではないので、季節ごとにそれなりの温度変化があります。
実際には宿泊体験などで確認してください。
ということで、我が家は不採用となりました。
ロフトはどう?
ロフトを設置できる地域であれば検討の余地ありでしょうか?
費用は1.5坪で403,000円~、3.0坪は703,000円~とだいぶ上がります。そして「~」というのが引っ掛かります。いろいろ要相談なオプションです。
屋根の勾配、吹き抜けや勾配天井、耐震との兼ね合いにも影響しそうです。
メリット
・収納場所が増える
・固定資産税がかからない(高さ1.4㎜以下、面積に制約あり)
・書斎や秘密基地など多目的に利用可
・室内の断熱と換気環境
デメリット
・費用
・子供の年齢によっては占拠され、収納場所として使えない
・ルールや制約が多い
費用が上がるだけあって小屋裏収納よりメリットが増えます。ただ階段をのぼって荷物の揚げ降ろしをするのが手間なのは同じです。
標準仕様での小屋裏収納は可能?
写真は我が家の屋根裏です。
どうでしょうか?
床は板張りではなく木くずや配線があります。断熱・換気なしです。
というのが私の見解です。
標準仕様での屋根裏収納を推奨していません。
高所作業の危険や保管物については自己責任ですのでご理解ください。
標準仕様のままのメリットとデメリット
メリット
・収納場所が増える
・固定資産税がかからない(高さ1.4㎜以下、面積に制約あり)
・標準仕様なのでオプション費用なし
・空いているスペースを使える
デメリット
・高所作業の危険
・使い勝手は悪い
・脚立やヘッドライト、床のクッション材など別途費用
・配線ケーブル、クギ、木屑などむき出し状態
・季節に従って暑い、寒い、湿気の環境管理は困難
・間口が狭い(1辺約40㎝の正方形)
当然ながら一条工務店としては収納場所としていないので、気軽に使えるものではありません。それなりの準備が必要です。
一条オーナーの中にはテレビアンテナを屋根裏に設置しているツワモノもいます。
その場合、テレビアンテナの配線を点検口付近に準備してもらったり、ブースター用のコンセントはアンテナ付近の方が良いので屋根裏にコンセントが設置できるか?屋根裏環境のコンセントは問題ないか?など計画と一条との交渉が必要なので、もし考えてようというなら頑張ってください。
オプションの小屋裏収納より、外気温湿度の影響は受けやすく、とてもじゃないけど温湿度空調管理はできません。
点検口であるが故に、間口が狭い(1辺約40㎝の正方形)なので、それを通過できるものという制限つきです。
屋根の勾配と方角、屋根裏点検口の配置によっては、高さも変わります。
我が家は1.5寸勾配で点検口上部は低い方(我が家は南)で約40㎝、高い方(北)で約46㎝でした。
掴んであげることを考えると1辺30~40㎝の長方形までです。上げたとしても勾配の低い方(南方向)には進めないので、横移動(東西方向)か高い方(北方向)で配線などがない場所です。
我が家の配線はある程度まとめてくれていました。
実際にアクセスするために必要なもの、その方法については長くなったので、
次の記事をご覧ください。
【PR】他社との間取り比較には?間取りも参考に
一条工務店の情報はこのブログで紹介しますが、他社の間取りを見たい!でも時間が取れないという場合、下のバナーにある【PR】タウンライフでは無料で間取りプランと見積りを作成してもらえます。住宅展示場で実際に家を見ながら説明を聞いて、希望を伝えて…は時間がかかります。特にお子さんを連れてといると長時間持ちません。私も1日2社回れたらいい方でした。展示場に行く前に、だいたいのイメージをつかむのにオススメです!ハウスメーカーによって売りにしている部分や各メーカーの相場やラインナップなど情報を事前入手できます。 ハウスメーカーは大手有名ハウスメーカーを含む600社以上が参加しているのが魅力です。 しかも3分で登録可能と便利です。「電話も面倒なら連絡方法にメール希望と書いておけばOK」
まとめ
標準仕様のままでも我が家では個人趣味のものを保管しています。保管するもの、大きさや重さに制限がありますが、収納場所として使えなくはないという感じです。
事故、ケガには十分気を付けてください。推奨はしません。
以上、「一条工務店 i-smartで家づくり⑭ 屋根裏収納?それとも標準?」でした。