注文住宅 打ち合わせ時の知識① 自由設計と規格住宅
ハウスメーカーや工務店と打ち合わせをしていて、規格住宅はどうですか?って聞かれた。
ハウスメーカーでは各営業所で先着○○名、例えば「設備グレードアップ」「断熱強化耐震強化」「在宅ワーク設備」などのお得なパックの特典どれかがついているなどよくあります。
間取りにこだわりがなければ、普通に同じ仕様で建てるよりも一般的に費用が抑えられるのでお得になります。メーカーによっては間取りが自由設計で、仕様だけが選択になっているメーカーもあります。
内容をまったく変更できないメーカーや壁を追加したり、和室を洋室に変更できるメーカーなど様々です。
自由設計とは?
こだわった間取りや仕様にするには自由設計のタイプにすることが必要です。例えば規格住宅ではバルコニーは必ず設定されているのでバルコニー不要な場合は、自由設計でお願いすることになります。
生活スタイルや動線から間取りを自分で考える、希望を伝えて設計士さんから提案してもらったりと自由です。
ただしハウスメーカーの場合はそのメーカーで基準が設定されているのでどうしてもできない場合もあります。特に一条工務店では「一条ルール」と言われているできるできないのルールがあり、構造上タレ壁が必要だったり、窓の数やサイズなど制約があります。そこにこだわりたい場合は、工務店や設計事務所に依頼すれば、制約はゆるくなっていく傾向があります。
設備はメーカーの標準設定品があるので、基本はその中から選択します。規格住宅より選択肢が増えたりグレードが上がったりします。また、標準からの差額分の費用を出せば、標準外のキッチンや照明器具、エアコンなどを採用できます。
規格住宅とは?
最初に書いたように、決まった何種類かの間取りプランから選択、お得な特典から50万円円分などがあり特典を選択して決めるのもあります。
特典は「断熱アップ」「耐震アップ」「窓サッシを樹脂製」などの性能、「キッチン」「無垢材床」などの設備、「小屋裏収納」「書斎」追加など間取りに関するものなどメーカーによりさまざまです。例えば下のような特典です。
※画像引用:ヤマト住建サイト
※現在このキャンペーンは行っておりませんのでご注意ください。
広告に使われることが多く、コミコミとかコスパが良いということが書かれてます。
掲載価格は、まったく内容変更しなかった場合なので注意して!基本変更すると割高になっていきます。コミコミと書いてあってもどこまで含まれているのかしっかり確認してくださいね~
自由設計と規格住宅 どっちがいいの?
規格住宅は、プランの種類が多いメーカーもあり、希望に近いプランがあればいいと思います。規格住宅では、そのメーカーの標準坪単価より規格住宅では数万円低い設定になっています。例えば床面積30坪で坪単価5万円下がれば150万円費用が抑えられます。
規格プランは一通り必要な部屋や動線は考えられているので支障はないし、選択肢が増えると選びにくいという方にもいいでしょう。
ただし選択肢が少なかったり変更が難しいので、どこかで希望に合わない部分があった時に許容できるかどうかですね。
私はバルコニーなし、勝手口なし、リビング階段、室内干し用の部屋ありにしたかったので、規格プランで探しましたが見つかりませんでした。規格プランで「バルコニーなし」というのはそもそもないですね。
まずバルコニー小さめのプランでしぼりましたが、今度は室内干し用にできそうな部屋がなかったり、リビング階段ではなかったりで、希望に合わない部分が複数出てきたため規格プランはあきらめました。
規格住宅でも住友不動産住宅は間取りは自由設計(フリー設計)で仕様だけを選択するなど自由度が高いメーカーもあります。
※現在このキャンペーンは行っておりませんのでご注意ください。
【PR】おすすめの間取りプラン・見積りサイト
何社か話をしたけど、他にも探したい!でも時間が取れないという場合、下のバナーにある【PR】タウンライフでは無料で間取りプランと見積りを作成してもらえます。 住宅展示場で実際に家を見ながら説明を聞いて、希望を伝えて…は時間がかかります。 特にお子さんを連れてといると長時間持ちません。私も1日2社回れたらいい方でした。 展示場に行く前に、だいたいのイメージをつかむのにオススメです!ハウスメーカーによって売りにしている部分や各メーカーの相場やラインナップなど情報を事前入手できます。 ハウスメーカーは大手有名ハウスメーカーを含む600社以上が参加しているのが魅力です。 しかも3分で登録可能と便利です。「電話も面倒なら連絡方法にメール希望と書いておけばOK」
まとめ
規格住宅は特典があってお得です。仕様の選択肢が少なめですがその分コスパがいい設定になっています。
以上、「注文住宅 打ち合わせ時の知識① 自由設計と規格住宅」でした。